2007年 11月 16日
かぼちゃのオーブン焼きに、キャラメルでデコレーション。 オルサラ村、ペッペのレストランで、子供たちのための、かぼちゃ料理教室がありました。 オルサラ村の子供たちがやって来る ハローウィンの翌日の夜、 オルサラの子供たちへのかぼちゃを使った料理教室がありました。 村から、10分ほど離れたペッペのレストランに、 オルサラ村の子供たちが、ぞくぞくとやってきます。 子供たちのまえで、かぼちゃの説明をするペッペ 通称メキシカン。(メキシコ人ににているので?) デモンストレーションをして、子供たちに、味見してもらいます。 この日のメニューは、 かぼちゃのフリット(天ぷら) かぼちゃのオーブン焼き かぼちゃのラザーニャ風 (パスタの部分をかぼちゃにして、トマトソースとモッツアレラで) かぼちゃパン 夕方7時前とあり、みんなおなかもすく頃。 子供たちも、付き添いのお母さん方も、ものすごい勢いでぱくつきます。 カラメルのデモンストレーションをするアレッシオ 子供たちの間から、歓声が・・・。 「サチコもやってみる?」 アレッシオにふられて 「やるやる~」 あれ?あれ?アレッシオのように、かっこよくいかないわ・・・と 子供たちの前で、ちょっと大げさに悪戦苦闘すると、 「ワーハッハハ」 みんな大笑い。 日本でも、子供たちは、ちょっとしたことで、幸せいっぱいに大笑いしてたけど、 そんな子供の幸せなところは、イタリアでも日本でも、どこにいっても同じ。 最後に記念撮影。 今年の春、ここにきてすぐ、 幼稚園の子供たちのための料理教室がありました。 ペッペが、自分の畑に連れて行って、子供たちに、野菜やハーブを触らせて その後、レストランで食事をするというもの。 驚いたことに、 その食事というのが、きちんとテーブルセッティングされたテーブルに、 結婚式と同じ料理。(量こそ、減らしてあるけれど) きちんと制服を着たウエイターが、しっかりサービス。 くっきりと晴れた外にテーブルを出して、 みんなで、乾杯。 「来年は、子供たちを裸足で、ハーブの上を歩かせようと思ってるんだよ。 歩くたびに、ハーブの匂いがして、面白いだろう?」 新しい計画を話すペッペ。 子供たちの教室は、いつもペッペの好意で開かれます。 乾杯するとき、幼稚園の先生のシスターが、 「ペッペにも乾杯しましょう!」 「ペッペに乾杯ー!」 と子供たち。 さすがに、ちょっと照れるペッペ。 そんなことも思い出しながら、 日本にくらべると、きちんとオーガナイズされていないようなのに、 最後には、なぜかみんな楽しい気分。 こういうのが、不思議な魅力のオルサラだったけ。 食育なんて、掲げてないけれど、 自然においしいものを食べて、 みんな楽しい気分で帰っていく。 何も掲げなくたって、大人も子供も、 楽しいごはんは、忘れないもの。 外に出ると、すっかり冷え込んだ秋も深いオルサラの夜でした。
by andosachi
| 2007-11-16 16:02
| プーリアの日々
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