2008年 04月 17日

旅の中のほっこりした空間

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タオルミーナからさらに登った、カステルモーラ.
そこから、暮れゆくシチリアを見ながら”食べる”お酒の味は・・・・?


カステルモーラへ

イタリアで知り合った日本人の友達Eさん。
日本からいらした、お母さまと、妹さんと一緒に、シチリア上陸。

ある日みんなで、タオルミーナへ。

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# by andosachi | 2008-04-17 01:29 | シチリアの小さな旅
2008年 04月 15日

野生の持つ色

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ベッドでうんうんいっているうちに、シチリアの春は真っ盛りに。


日本の色、シチリアの色

自然の持つ色にいつも惹かれます。
日本の古来からある色手帖を見るのが好きでした。
自然から、うまれた日本ならではの渋みのある抑えた色。

でも、ここ、シチリアでは、
きっと太陽のせいでしょう。
抑えることを知らず、すべてが、白日の強い強い光のもとに・・・。

そして、その分、つくり出す影も強いのですが。
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# by andosachi | 2008-04-15 14:59 | シチリアの素敵な風景
2008年 04月 14日

体にウイルス、コンピューターにウイルス

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大好きな色、藤色のある風景、ピアッツア・ウンベルト。
風景は春ながら、強い日差しは、初夏のシチリア。
やっとベッドから、おきだして・・・・。


普通に食べられる幸せ

シチリアに着いて、しばらくしたあと、
イタリア人とともに、ついイタリア人ペースで食べた日曜日の昼食が、もとでか、
あるいは、もともとウイルスが入ったのか、

とにかく、先週の日曜日をさかいに、
ひどい胃腸炎におそわれ、ひどい目に遭いました;)

この胃腸炎、その昔、アフリカ旅行をしたとき、
”赤痢”に、かかったのに、匹敵するほどの強さ・・・・。
まあ、イタリアの場合は、市販の薬で治ったので、よかったのですが。
アフリカのときは、あやしい医者に、”マラリア” と診断されてましたから。


つくづく、普通に食べられるって、本当にありがたいですね。
(すぐ忘れちゃうのですが)


それと同時に、パソコンにまでウイルスが入り、
これまた、すべて新しく入れなおし、一人格闘しておりました。

しかし、人間やればなんとかなるもんだ。

ということで、コメントや、メールの返事が遅くなり申し訳ありません。


でも、今は、古いものが、全部流され、
体も、心も、パソコンも、すっかり軽くなり、フレッシュになった気分です。


とりあえず、
普通に動いてくれるようになった、生身のカラダとこの複雑なキカイに感謝。
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# by andosachi | 2008-04-14 05:39 | シチリアの生活
2008年 04月 03日

寝台列車

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シチリア島の玄関、メッシーナ。
ローマから出た寝台列車を、電車ごと船に乗せて海を渡ります。

朝日がなぜかエドワード・ホッパーの絵を思い出させて。
でも、窓を開ければ、あるのはNYの都会の風ではなく、
いつものごとく、おしげもなく太陽をたっぷり浴びた、
シチリアの春の風。


9時間の出会い

「ブラインド開けていいかしら?」

ローマ・テルミニ駅21時。
日本から夕方ローマに着いて、そのまま寝台列車に乗って、シチリアへ。
4人部屋の寝台車のベッドに、1人ぽつんと座っていると、
カスタード色のくしゃくしゃっとした髪をまとめた、小柄な女性が、入ってきて窓に近寄ります。

「もちろんどうぞ」 答えると、

女性は、私の前を横切り、白いブラインドをサーッと開けると、
ホームにいた、見送ってくれたらしい男性に、手振りで話す。

「もう家に帰って。大丈夫だから。帰って。」

男性は、一瞬迷ったような素振りをして、
でも、笑って彼女に手を振ると、私たちの窓の視界から、いなくなり、

「ありがとう」 私に言って、またブラインドを下ろす彼女。

なんとなく、話はじめて、聞けば、オペラの声楽の先生で、
毎週2回、ローマから、シチリアのメッシーナの音楽学校まで、
教えにいっているとのこと。

「夜、この寝台列車で行って、朝着くでしょう?
その日、日中、教えて、また夜の寝台で帰ってくるのよ」

それを週2回?ハードそう・・思ったものの、彼女は慣れているのか、
「そうでもないわ」

「日本にも、もし呼んでくれたら、ぜひ行きたいわ。
4月には、北朝鮮にも教えに行くのよ」

「北朝鮮!?」 驚く私。

「日本人が、いまだに、たくさん拉致されているんですよ」
「ドキュメンタリーで見たわ。あの国は、pazzo (きち**)よね。 
友達にも私が帰ってこなかったら探してね、って行っといたわ。」 

「まあ、でも、きっと政府が、見せたいところしか見せないでしょうからね。」 と私。
「何か聞いたり見たりしないで、おとなーしく黙ってるから、大丈夫。
大事なのは、ちゃんと支払いしてくれること。
あの国は、生徒が国の外に出られないから、先生を自分の国に呼ぶのよ。」

なるほどね。

 
なぜか、すっと自分の身の上話ができたり、
違和を感じない自然な空気を持っている人で、
もっと話たかったけれど、

実際の私のカラダは、ほとんど寝ないで、もう朝の5時。
眠さに耐え切れず、そうそうに横になる。

ふと、暗闇の中で、ごそごそ支度をする彼女の音で、目が覚める。
朝、6時。メッシーナだ。

「ボンジョルノ(おはよう)」

ベッドの上で目を覚ました私に気がついて、小声で声をかけてくれる。

電車がガタンと止まって、

「それじゃ。 あなたの幸運を祈っているわ。 何事も、強くね。」
「ありがとう。よい旅を。
くれぐれも、北朝鮮では、おとなしく静かにしていてくださいね」

ベッドからそう言うと、彼女も笑う。

そういえば、名前を聞いてなかったな。
9時間の出会いだったけれど、
そして、背中は、相変わらず痛いけれど、
寝台列車の狭い空間は、ときどき、とても暖かい余韻を残してくれる。


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         窓に張りついて海をみるスリランカ人の子供たち。

そして、メッシーナをでた直後、列車の故障で、
びくとも、動かなくなった値上がり続きのイタリアの国鉄。
遅れること1時間半、カターニアに到着。

早々に、
”イタリアのお約束”を体験して、
再び、背中をさすったのでした。

ナカナカ長い旅の終わり。
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# by andosachi | 2008-04-03 00:22 | シチリアの生活
2008年 04月 01日

桜の咲くころ

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3月の終わり、桜が満開だった東京。
花曇りのグレーの空に、ときどき、はっとする深いピンクの花が混じり。
ぼんやりと眺めて、眺めて、眺めて・・・・
でも、えいやっと再びシチリアへ。


大切なのは、どう「在る」かということ

ずいぶんご無沙汰していました。

日本に帰って、たくさんの大切な人に出会ったり、
時間が許したので、ずっとやりたかった、心理学を勉強しにいったり。
そんな中で、たくさんの気付きがありました。

執着を手放して、
人生を信頼すること。

感情にふたをせず、
いい感情も、悪い感情も、それを感じきること。

人は、たくさんのビリーフ(観念)を自分で作り上げて
気付かないうちに、それに沿った脚本を書き、
その通りに生きていること。

幸せさえも、恐れからブレーキをかけて
受け取ることができないことがあること。


手のひらを開いて、
やってくるたくさんの幸せをただただ受け取ること。

人は、意外とこれができないものなのです。


そして何より、
何かを「する」 (doing) ことではなく、
自分がどう「在る」か (being)。

どこにいても、
何をしていても、

幸せを感じるのは、
自分の外側からやってくるものではなく、
自分の中心で感じるもの。


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そして、

イタリアの大切な友人たちへの小さな贈り物も持って
朝早く、成田を出発。

シチリアへ。
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# by andosachi | 2008-04-01 14:02 | 日本から
2008年 02月 15日

日本の田舎暮らし

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             寒い冬のある日、京都市 篠山、綾部に行きました。

静かな静かな旅

多分、一年で一番寒いこの季節。
兵庫の篠山、京都の綾部に行きました。

「田舎にゆっくりしにきなよ」

綾部に住んでいる姉のそんな言葉に甘えて。


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ゆったり流れる由良川


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のぞきこむ私たちの影が、川にゆれて。

東京とは、違った、日本海側特有の、あっというまにしぐれるお天気。
でも、この日は、太陽がぽっかり顔をだしてくれて。


どこに住もうか?

東京の人ごみに疲れたとき、
この田舎の時間の流れは、驚くほど、自分に心地よくて、
ずいぶん、のんびりしてしまいました。

「日本の生活はどう?」
イタリアにいたとき、

イタリア人に、何度も聞かれたこの質問。

「私は、東京の生活しか知らないんだけど」 いつでも、そう前置きして、
「とっても早いよ」 そんなふうに答えてた。

自分の住むところを決めるのは、容易ではないけれど、
またひとつ心の中に、かちっとくる場所を
みたような気がします。

まだまだ先の話だろうけれど。
あるいは、近い将来の話かもしれないけれど。

     ************

 <追伸>

綾部から、1時間ほどの篠山にいったのは、
イタリアで知り合ったYさんに会いに。

Yさんが、シェフをつとめる、築400年の古民家を改造した
篠山の公園の中にあるイタリアンダイニング "茜”。

篠山産の有機栽培の野菜を使った
イタリアの味を思い出させてくれる骨太な料理。
しっかりした量も、イタリアを感じさせてくれます。

この日、篠山は、晴れたかと思ったら、
みぞれまじりの雪がちらつく、しぐれたお天気。

レストランの脇では、
たくさんの桜の木が、じっと息をひそめて
ちょっとまだ遠い春を待っているのがわかります。

そんな桜のときにもぜひまた行ってみたい本当に素敵なレストランです。

こちらからどうぞ。↓

イタリアンダイニング茜
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# by andosachi | 2008-02-15 13:51 | 日本から
2008年 02月 04日

トレ・カスターニ、 みっつの栗の村

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           エトナ山麓の小さな村・トレ・カスターニ村。
                   海と空が交わる村。

          海と空とエトナ山が、空気のように交わるところ。


”みっつの栗”の村散歩  

何よりも散歩が大好きで、
いろんな村を歩いていました。

その中でも、一番気に入った、そして住んでみたい村、
それが、トレ・カスターニ村
イタリア語で、”みっつの栗の村”  


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村の教会。
後ろには、エトナ山

いつも大混雑の
おいしいパンやさんも、この教会の近く。


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違う教会では、この日は結婚式。
花嫁、花婿を待つ赤いじゅうたん、


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花嫁、花婿を待つお米たち、


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そして、花嫁、花婿を待つ、花束、


抜けるようなシチリアの青空のこの日、
みんなが、待ちわびるトレ・カスターニの結婚式。


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シチリアの古い家も、残っていて


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窓には、ちょっと控えめな、クリスマスのデコレーション。


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ほったらかしになって空をながめるライオンと、
苔むす石畳の鉄細工の影。


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遠くには、
シルバー色に、きらきらと
シチリアの冬の午後の太陽に反射する海


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そして、お約束。
シチリアの公園には、
お年寄りがいなくては。


シチリア風簡単お昼ごはん

おなかがすいたので、テイクアウトのお店で
お惣菜を買います。


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カリフラワーのアンチョビ蒸し
揚げたナスのトマトスース煮
カポナータ
フライドポテト
ビールと、シチリアのパン


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山に持っていってたべることに。
激しくランニングする人たちを横目に
「いただきます」


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遠くには、ベネディクト修道院があって、



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”満足お昼ごはん”を終えて行って見ると
門があいていて、中をぶらぶら。

あとで、わかったことですが、
このベネディクト修道院は、昔、過酷な環境のため、病人が続出。
のちに、カターニアの街の近くに、もうひとつ建てて、引っ越したらしい。

確かに、ここは、シチリアとはいえ、
冬は過酷な寒さでしょう。

今は、一台の車と、一匹の犬。
管理された畑。

今も使われているのでしょうか。


カフェを飲もうと、バールに行って

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おいしそうなケーキをたのむも、
上が、か、固い!中も固い !
イメージしたザッハトルテとは、大いに違っておりました。

それでも、カプチーノであったまって・・。


シンプルだけれど、
こんな散歩の一日が、
目を閉じたベッドの中で、
静かな幸せを感じさせてくれる。

空と海がひとつになったあの蒼さが
まぶたの下いっぱいに広がって。

そんな散歩日和の、みっつの栗の村でした。


        * * * * *


お知らせ


イタリアに行く前に、お世話になったKさんが、
ご自分のブログで、私のブログを紹介してくださいました。

Kさんは、おだやかな、そして信頼できるFPで、
私も留学前には、大変お世話になった方です。


よろしかったら、こちらから ↓

オフィスBLISSの雑記帳

             
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# by andosachi | 2008-02-04 20:37 | シチリアの生活
2008年 02月 02日

道に迷ったら・・・・

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                「道に迷ったら、羊飼いに聞け」
           シチリアの小さな村では、そんな言葉が健在です。

シチリア物件探し、羊飼いに出会う

シチリアにいたとき、冗談半分、本気半分で、田舎の家の物件探しをしていたときがありました。
ある情報誌に、山小屋風、よさげな家を発見。

「見に行こう!」
友達の一声で、書いてあった村の名前だけを頼りに出発。
「まずは、不動産に電話してからじゃないのかな」と私。
「もう1時だから、不動産やは、4時まで昼休み、
待ってたら、暗くなっちゃうよ。絶対わかるって」

自信満々の言葉につれられて、
車に乗り込み、いざ出発。

エトナ山の大好きな小さな村をいくつか越えて、
名前のあった村に到着。

小さい村とはいえ、
住所もかいていないこの情報誌。

はて?山小屋は、どこ?

「やっぱり電話すればよかったのに~」  口まででかかったとき、

「カランカラン・・・」

どこからともなく、アルプスの少女ハイジのペーターが登場するときのような、
やわらかい鈴の音が・・。
つづいて、大量の羊たち。

「チャオ!」

田舎道を我が物顔でゆうゆうとあるく羊たちの先頭をいく、
赤ら顔の若い羊飼いに車の中から、声をかける。

「この家探しているんだけど、知ってる?」
「もちろん。」

ものすごーーい、方言で教えてくれ、
私のほうは、さっぱり。

もちろんシチリア生まれの友達とは、
わかりあえたらしく、家の場所はもちろん、
羊たちの羊牧場は、どこにあるのか、
いつ、できたばかりの、リッコッタ・チーズが、たべられるのか、まで
あっという間に情報を、仕入れます。


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羊優先道路ですから(笑)
みんな堂々、幸せそう。


そしていよいよ・・・・

羊飼いの青年の言うとおり、道を行くと、
ひっそりと、その物件は、本当にありました。


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家自体は、それほど大きくはないけれど、
敷地が、とにかく大きい。

これで、日本円にして、1300万ほど。
安いのか、高いのか?

ちょっとあやしい人たちのように、
しばらく、家のまわりをぐるぐる歩いて、見回して・・・。

太陽が、エトナ山の裏にまわり、陽が落ちると急に冷え込んでくるのがわかります。

「ほんとに見つかるとは、おもってなかったな」
きっと私の顔にそう書いてあったのかも。

「ね?みつかったでしょ?
羊飼いにきけば、全部知ってる。
道に迷ったら、羊飼いに聞けばいいのさ

ちょっと誇らしげなシチリアの友達。


今、日本で、ふと考える。

もしも人生の道にちょっと迷ったら、
やわらかい鈴の音を鳴らして、どこからともなく道をそっとおしえてくれる、
そんな羊飼いがあらわれたらいいのにな。

でも、きっと、もうすでに鈴は鳴っていて、
ときどき、聞こえなくなるだけなのかもしれません。



次回は、エトナ山の大好きな村、
トレ・カスターニ(みっつの栗の村)の紹介です。
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# by andosachi | 2008-02-02 11:03 | シチリアの生活
2008年 01月 27日

すうぷ屋さん

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                  すうぷ屋さんに行きました


ボサノバを聴きながら、すうぷを”食べる”


西武国分寺線、鷹の台にあるすうぷ屋さんに行きました。
鷹の台というのは、我が家からは、けっこう不便なのですが、
そこは日本。
どんどん電車がやってきて、あんぐり口をあいている私を運んでくれました。

イタリアに住んでから、
東京の電車の利便性のすごさをあらためて思い知りました。
鉄道関係の人が、みんなまじめに働いているたまものだ。ありがたや。


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野菜スープと、トマトときのこのビスクを食べました。
さらさらと、飲むスープではなく、しっかり食べるスープ。
セットのオリーブオイルと白ごまのごはんも、とってもおいしくて。

やさしい木のテーブルと、椅子。
窓から、見える雑木林。
そっとかかるBGMのボサノバ。

幸せなお昼ごはんになりました。


でも、何よりも、
この日、出会った新しい友人と、

自然が大好きで、
動物が大好きで、
体にやさしいものを食べることが大好きで、
人間の心に興味があって・・・・

たくさんの 「そうそう、そうだよね」 があったこと。

人生で何万回も、ごはんを食べるだろうけれど、
楽しい人と、おいしいご飯をゆっくりたべられることは、
そうとうな "小確幸 (しょうかっこう、小さい確実な幸せ) ”に違いない。

人もごはんも、自分の人生も・・・・
こんなふうに、ゆっくり味わって暮らしていけたらな。

学校帰りの子供が、走り抜ける冬の雑木林を散歩して、
秋には、陽の光に金色に反射するだろう、今は裸の銀杏の林を抜けて、
冷たい風の吹く東京の冬。

でも、探せば、あったかいものは、自分のまわりにたくさんある、
そんなことを思った冬の1日でした。



<追伸>

すうぷ屋さんは、ボサノバのライブもやっているようです。
お近くの方は、ぜひ。

レトロな、鷹の台、とっても気に入りました。
不動産物件も、学校が多いせいで、3万のアパートがあり、
歩きながら、驚きの駅でした。
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# by andosachi | 2008-01-27 19:47 | 日本から
2008年 01月 21日

日本の小さな旅・木曽

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                   雪の木曽を旅しました


イタリアでつながった日本の縁

イタリアで知り合ったSさんを訪ねました。
長野県木曽。

「ぜひ家に泊まってください」
Sさんのあたたかい言葉に甘えて、新宿から快適な高速バスで4時間。

ついさっきまで、新宿西口の雑踏にいたことが、うそのように、
あたりは、雪の降り積もった静かな深い山々。

バス停まで軽トラを飛ばして、迎えにきてくれたSさん。
イタリアでビサの問題があったため、警察で2度ほどお会いしただけなのに、
ここ、木曽で会っても、なんだか、ずっと知り合いだったような気がしました。


雪の清水牧場

少し休んで、午後は、この軽トラで山をぐんぐん登り、
雪の深い清水牧場に、チーズを買いに。

東京のシェフたちからも大人気のチーズです。


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               そのうちのひとつ、プティ・ニュアージュ

「甘い・・・」 

一口たべて、口の中で、ふんわりやさしいとろけるような甘み。
シチリアで、リッコッタチーズといえば、羊の乳ですが、
このプティ・ニュアージュは、牛の乳からできているからです。


清水さんの奥様が、牛乳と、飲むヨーグルトをごちそうしてくれます。
こんな牛乳毎日飲めたら・・・・。
「ここは、すばらしい牧場!」と胸をはる奥さん。
そんな自慢の場所で、のびのびと育てられる牛の乳、丹精こめてつくられるチーズ。

牧場経営は、休みのない大変なお仕事でしょうが、
ご夫婦とも、つやつやしたお肌で、
「特に、夏と秋は、ここって本当にすばらしいのよ」 とおっしゃいます。

ご夫婦が、ようやっと見つけた理想の牧場。

今は、雪が深くて、見渡せないけれど、
この牛乳を飲んで、チーズを食べれば、牛たちがリラックスしている様子が
ありありと浮かぶ、
清水さんご夫婦の自慢の牧場。


木曽のおそばやさん、築120年の実家を使って


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木曽のおそばやさん、”おぎのや”

「一度は、駐車場にしようと思ったんです」

翌日、Sさんの家から近い、おぎのやさんというおそばやさんに
連れて行ってもらいました。

お店のご主人のご実家であった古民家を再生されてつくられました。

「一度は、駐車場にしようともおもったんですが・・・。
せっかくだから、この家を使って、何かできないかと思いましてね」


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                   おぎのやのご主人。

話し好きのお店のご主人。
高い天井を見上げると、今の家では、決してみられないたくさんの梁。 
天井の窓からは、冬の木曽の控えめな太陽の光が差し込みます。

光によって・・時間によって、
刻々とかわる古い家の古い木の色。

古民家が、こんなにも人を落ち着かせるのは、
自然のリズムと共に、年をとってきたから。


たった1泊の小さな旅でしたが、Sさんのおかげで、
その土地に根ざして、その土地を愛して、ものづくりをしている人たちに
会うことができました。

Sさんちの大きな田舎の家、
大きなこたつの上には、干し柿があって・・。
初対面にもかかわらず、こたつに一緒にはいって、なんだかくつろげる
暖かいご家族。

「私が働いていたから、ばあちゃんが子供の面倒をみてくれた。
ばあちゃんには、本当に感謝している」
というSさんのお母さん。ばあちゃんというのは、お姑さんなのです。


がつがつしないおおらかな空気が、田舎の本当の豊かな生活を感じさせます。
「何にもないところだけれど」 
静かにSさんは、いうけれど、ここが好き、という気持ちが
やっぱり伝わってきます。


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そして・・・

リクエストしてしまったSさんのチーズタルト。
イタリア、マルケ州のマンマシェフから教わった、
レモンの酸味が、くせになる、とろけるようなやわらかいタルト。


イタリアで会わなかったら、日本で決して会うことのなかったご縁。
そんなふうに、どこにいても、つながりを大切にしていけたらな。

Sさん、ご家族のみなさん、楽しいひとときを
本当にありがとうございました。
またお会いできることを楽しみにしています。
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# by andosachi | 2008-01-21 09:15 | 日本から