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2008年 01月 10日

おしゃべり散歩

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                   春のように温かい東京
            時が止まったかのような、平日の井の頭公園で
                    水鳥たちを眺めます。


散歩お見合い

京都の綾部に住んでいる姉が里帰り。

東京に住んでいる友人のLさんと再会する日、
年代も一緒だし、聞きたいお話もあったので、私もご一緒させてもらいました。

3人で吉祥寺の井の頭公園を
のんびり散歩しながら、自己紹介。

この日は、気温が、14度まであがり、
小春日和のような、温かい吉祥寺。

美大に通っていた頃、
ここまでよく動物を描きにきたな~と、
懐かしい気持ちがこみあげます。
(私の描いた、ラマは、まだ生きているのだろうか?)


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         水と木の風景は、人をおだやかな気持ちにさせます。


人を紹介されるとき、
人と出会うとき、

たいていは、家や、お店で・・。
すわって、ゆっくりお話できる。

でも、こんなふうに、
時間が逆戻りしたような、静かな公園で、待ち合わせて
水鳥を一緒に数えたり、
林の中を、冬の日差しを浴びながら、のんびり歩いたり、
時々出会う、マイペースで我が物顔で歩いている猫にあいさつしたり、

そんな出会いの場も、またいいもの。

やさしい自然の中を歩きながら、
おしゃべりすると、
脳みそがとっても、軽くなって、

はじめて会う人とも、
すっーと、なじめるような気がします。


イタリアで、お見合いのことを説明すると、
みんな、興味ふかそうに聞いていたものだけれど、
(そして、私のまわりの人は、みんな肯定的にとらえていたけれど)

こんな散歩お見合いは、出会いの場として、
なかなか素敵かもしれません。

(ちなみに、Lさんは、女性ですが;)

将来は、こんなお見合いをプロデユースする
お見合いおばさんになるのも、いいかもしれないな(笑)。

また桜のころにも、
おしゃべり散歩しに、この公園にこられるといいのだけれど。
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# by andosachi | 2008-01-10 08:58 | 日本から
2008年 01月 08日

変わるもの、変わらぬもの

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                数年ぶりに教会に行きました。
                変わったもの、変わらぬもの・・・・

晴れた静かな日曜日の朝に

19歳だったころ、高校時代に付き合っていた人が、
バイクの事故で突然亡くなり、死について、たくさん考えた時期がありました。
当時、”死”というものは、人生の楽しみをある程度、刈り取ってから、やってくるもの、
あるいは、19歳のバイトや、飲み会の日常から、
遠く遠く離れたもの、と思ってましたから。

理由のない、19歳の理不尽な死というのは、
どう考えても、理解できなかったのです。

そんなことが、きっかけで、教会にいくようになり、
その後、洗礼を受けました。

賛美でピアノを弾かせてもらったことは、
緊張感があったものの、とてもいい経験で、

その後、忙しくなったり、
いろいろ思うところもあり、ずいぶん教会からは、離れてしまいました。

イタリアにいっている間も、
届いていた、私の誕生日カードと、クリスマスカード。

毎年かかさず送ってくださった教会で知り合ったNさんから。

日本に帰ってきて、
大量の郵便物を整理しているとき、そんな中から
Nさんの手紙を見つけたとき、
返事もださなかったのに、あたたかく見守っていてくださる文面のなかに、、
いつもおだやかに微笑んでいらっしゃるNさんの静かな笑顔を思い出し、
返事は、必ず会ってお渡ししよう、と思いました。

日曜日の朝、数年ぶりで教会を訪れて、礼拝の終わりに、
前と変わらぬNさんを見つけ挨拶すると、喜んでほっそりとした手で
私の手をにぎりしめ、再会を喜んでくれるNさん。

聞けば、だんなさまが、71歳という若さで認知症にかかり、
今は、ご自宅で、介護中とのこと。
数年前には、愛する娘さんを亡くしたことも聞きました。
私などには、想像できない悲しみだったことでしょう。

そんな中で、
他人の私を心のすみにおいておいてくれ
いつものように、温かい手紙を書いてくれていたNさん。

人の強さというのは、
前に進んでいくことや、声高に何かを主張することばかりではなく、

長い人生のうちに、あるとき音もたてずにやってくる
困難の中にあっても、静かにそれを受け入れること、

そして、そんな中にあって、
他人をも思いやれる余裕のあることなのでしょうか。

もしNさんにこんなことをいったなら、
本当に困った顔をして、はにかみながら、
「何をいってるの。強いなんて、とんでもないわ」というでしょうが。

いつか年を重ねたら、
私もNさんのようになれるでしょうか?

少なくとも

こんな種類の強さに気付くことができたのは、
すこーし大人になった証拠かもしれません。

いつだって、きっと
普通に静かに生きている人たちの中に、
この強さは、あったのですから。
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# by andosachi | 2008-01-08 15:41 | 日本から
2008年 01月 01日

あけましておめでとうございます

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           年末、母とお墓のお掃除にいきました。
    
     忙しく日本で働いていたころは、貴重な休みは、あれもしたいこれもしたい・・。
        ずっと昔からつながっている見たこともない家族(祖先)に
               思いをはせることもあまりなく・・・。

          こんなふうに、私にバトンタッチされた命のつながりに
             感謝することができるようになったのは、
           多分・・日本を離れていた時間と空間のおかげ。


あけましておめでとうございます

あけまして、おめでとうございます。
去年は、このブログを見ていただいて、本当にありがとうございました。
小さいころから、書いたり読んだりするのが大好きで、
やめろといわれても、書き続けそうな自分ですが、
貴重な時間をさいて、わざわざ見てくださった方々、
コメントを書いてくださった方々に、とても励まされました。
本当に、ありがとうございます。

今年もマイペースで、楽しく書いていけたらと思います。



大晦日は、のんびり母と紅白を見ました。
去年、阿久悠さんが、亡くなったんですね。はじめて知りました。
(木原みちこさんには、もっと驚きました!)


紅白をごらんになった方は、覚えてられるかもしれませんが、
その中で、阿久さんが、残した文章が、
昨晩、今の私に妙に心に響きました。

何もしなければ道に迷わないけれど、
何もしなければ石になってしまう


いろいろ迷うのは、前に進んでいる証拠。


そんなことを考えながら、
また走り始めました。

以前も、よく走っていたけれど、
やっぱり走るって気持ちいい。

昔、フルマラソンを走ったときのように、
走り出す前の不安な気持ちをぐっと握り締め、
あんなに練習したから、走れる!という自信を抱きしめ、
ゆっくりでも、すこしづつでも、
前にすすめたら、いいなと思う。

2008年

すべての人に、幸多き1年でありますように!

今年も、どうぞ、よろしくお願いいたします。
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# by andosachi | 2008-01-01 23:46 | 日本から
2007年 12月 26日

ただいま太郎、ただいま・・やわらかい冬の日差し

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            イタリアに行くとき、赤ちゃんだった猫の太郎
              小さいままで、子供に成長しました。


なが~いなが~い旅ののち

去年の12月、安い1年オープンチケットがなかなか見つからず
買ったマレーシア航空。

ローマークアラルンプール間 11時間半、
空港で、待つこと、4時間
クアラルンプールー成田間   6時間

な、長かった。
でも、すいていたので、すっかり横になり、よく眠りました。

家に帰っても、眠り続け、眠り続け・・・
いろんな夢を見続けました。
脳の浄化作用だったのかな?(笑)



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こんこんと・・・・・。


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そして、
ときどき、空を見上げて、
シチリアの、冬でも、ぎらっ強い日差しとは違う、
日本の冬のやさしい太陽の光を目の中いっぱいに受けたり・・・。



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シチリアで買った

陶器の亀のように
ゆっくりでも、
たとえ、顔は、こ~んなに不気味でも、

笑って一歩一歩進めたら
いいと思う。


何よりも・・・・
暖かく待っていてくれる家族に感謝。
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# by andosachi | 2007-12-26 19:48
2007年 12月 22日

さよならイタリア、さよならシチリア

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          ある晴れた日に、カターニアのビルの屋上から。
     この日は 太陽がまぶしくて、目があけられなかったシチリアの12月


まずは、シチリアを出発

今朝、12月22日、カターニア発、9時10分の飛行機にのるために、
7時前に、出発。今回は、ネットでとったブルーパノラマエアライン
持ち込み荷物の制限が、15キロまでと少なく、
気をつけていたものの、最後に詰め込んでしまった荷物で、
10キロオーバーの、25キロ。

1キロあたり、7ユーロ、70ユーロの追加金といわれ、
それじゃ、飛行機の運賃より、高い!とあせる私。

「ローマで国際線に乗って日本に帰るんです。国際線15キロじゃ少なすぎますよ」
と、無意味ないいわけをして、(自分でも、無意味をよ~くわかっている)
「手荷物は、みないことにしてあげるわ」
といわれたのをいいことに、
手荷物に詰め込む、詰め込む。

原因はすべて・・・・そう、本なんです、本!

その混乱時に、手荷物にカンノリの型を大量に、詰め込んでしまったらしく、
呼び止められ、没収か、と思いきや、無事通過。
明日、国際線に乗るときは、チーズ、カンノリの型は、
預け荷物に忘れずにいれなくては。
まあ、カンノリの型で、テロ行為ができたら、シチリアのマフィアもびっくりだ。


そして、無事ローマ到着

そして、今、ローマテルミニ駅の近くのYWCAから。
ちょうど、1年前の2006年12月25日、日本から、ローマに到着して、
やはり一泊したここ。

商店街や、観光ポイントには、きっとたくさんの人がいるのかもしれないけれど、
この界隈は、ひっそりと、静まり返り、カターニアとは、違った湿度のある冬。

この1年。

町全体が、世界遺産のようなシチリアのモディカからはじまり、、
イタリアの都会では、もはやみられなくなった
プーリアの、ペッペと、オルサラ村の人たちの、
シンプルな生活、信頼関係に基づく人間関係を心から楽しみ、

トスカーナでは、ジュリアや、だんなさんのジェラルド、
一生つきあいたい人たちとの出会い。

イタリアで出会い、知り合ってから、短いのにもかかわらず、
親身になって、相談にのってくれた日本人の素敵な友達たち。

複眼的に、物事を見ているつもりだったけれど、
やっぱり自分の生まれ育った、日本の価値観で、世界をみていることを
痛感したこのごろ。

経験が、今、よりいっそう自分を鍛えてくれました。

日本にいたころ、頭で考えていたことが、
イタリアに来て、違うな、と感じることも、多くありました。

現実を見て、
自分の中で取捨選択し、

まだ、イタリアであったいろいろなことに、
あっぷあっぷしているけれど、
少しづつ、自分の人生の一部となって、熟成されていくでしょう。

そして

来る前と、自分の中で、変化したこともあるけれど、
この夢は、やっぱりかわらない。

イタリアに日本の素敵なことを。
日本の素敵なことをイタリアに。


なぜなら、
この2つの国が、本当に、とても好きだから。


明日ローマを出発です。
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# by andosachi | 2007-12-22 22:55 | シチリアの生活
2007年 12月 20日

フランチェスコの家のお昼ご飯

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         友達のフランチェスコが、お昼ご飯に招待してくれました。
              

引越ししたアパートで

私が土曜日に、日本に帰るということで、
友達たちが、家に招いてくれました。

その1人が、フランチェスコと、リタのカップル。
最近、カターニアから8kmほどなれた、アチレアーレの街で
一緒に暮らし始めました。
フランチェスコは、ミロという山の村で1人暮らしをしていたのですが、
2人で住むには、リタの仕事のこともあり、山から、街へ、おりてきたのです。

「フランチェスコの印象って、あの山の家が強いから、
こうして、街中に住んでいると、変な感じがする」

私がいうと、

「正直いって、ノスタルジーがあるよ」 と笑うフランチェスコ。

そんなフランチェスコの手料理は・・・・。

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# by andosachi | 2007-12-20 02:42 | シチリアの生活
2007年 12月 14日

映画 ”I vicere' "の舞台カターニアを歩く 2 sanpo

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        カターニア・サンベネディッティーニ修道院の前のダンテ広場。
       ちょっとすさんだところだけれど、なぜかたたずみたくなるのは、
               パラッツオの色と木の影のせい?


映画 "I vicere'" のウゼダ家が、住んでいた屋敷として、撮影された
ビスカリ邸をでて、カターニアの街にでると・・・・             

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# by andosachi | 2007-12-14 06:03 | カターニア歩き
2007年 12月 13日

映画 ”I vicere' "の舞台を歩くーカターニアの街歩き

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        現在イタリアで公開中の、シチリア貴族の物語 ”I vicere' "の
             撮影に使われたビスカリ邸の扉の彫刻。
           
            カターニアでもっとも豪華といわれるこの屋敷。
        1800年代のシチリア貴族の気分を味わいながら中に入ると・・

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# by andosachi | 2007-12-13 07:08 | カターニア歩き
2007年 12月 10日

映画 ”I vicere'(イ・ヴィチェレ) "ーシチリア貴族の物語

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                現在イタリアで公開中の ”I vicere' "
      100年以上昔に シチリア・カターニアに実在した貴族、ウゼダ家
     激しい人間模様を軸に、イタリアの歴史をからめて描かれたこの作品。

久々に、何度でもみたくなる見ごたえのある映画を見ました。

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# by andosachi | 2007-12-10 04:34 | イタリア映画
2007年 12月 08日

シチリアの小さな旅ーカラシベッタ

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                天気のいいある土曜日、
            チーズを探しに小さな旅に出かけました。

”山の上に建てられた静かな城” カラシベッタ村

カターニアから、車で1時間ほどのエンナ県。
この地方でつくっているというサフラン入りのチーズ、ピアチェンティーナ
このチーズを探しに、ある土曜日エンナ方面へ、のんびりと出発。


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せまってきた
崖の上のこの村、わけもなくレオンフォルテ村かと思い込み、
崖をくねくね登っていくと・・・

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# by andosachi | 2007-12-08 05:37 | シチリアの小さな旅